人気業種や人気企業は変化する

2011.03.30

人気業種や人気企業は時代とともに大きく変化する。高度経済成長期には、重厚長大産業がもてはやされ「鉄は産業の米」とばかりに、優秀な人材が鉄鋼業や製造業へ就職していった。バブル期には、金融・証券業が花形であり、「証券マン」「銀行マン」は学生の憧れであった。当時、大手四大証券会社に就職した者は、まさかその一角が倒産するとは夢にも思わなかったであろう。九〇年代の花形は情報・通信産業である。大手コンピュータメーカー、ソフトウェア開発会社などの情報・通信産業は学生の人気も高く、採用サイドは非常に強気な採用戦略をとることができる。不祥事や社会的問題をおこした企業は、当然ながら苦戦する。マスコミに、汚職や贈賄などの企業の話題が取り上げられたりしようものならば、何とかして企業イメージを改善しなければならない。いかにして自社の存在をアピールし、優秀な人材を確保していくか、まさに人的資源の獲得は、企業にとっての死活問題であるだけに、どの採用担当者も必死となる。自社の経営状態、年齢構成などから、最適な採用計画をたてねばならない。
[参考]
マスコミの就職について