会社関係者が中心の披露宴なら、上席に主賓、上司、恩師、続いて先輩、知人・友人、親類、家族の順となり、両親は末席に着きます。なごやかな雰囲気のなかで祝宴を進めるためには、親しい人どうしや、話題が合いそうな人どうしを隣り合わせるなど、招待客ひとりひとりのことを考えて席次を決めることがだいじです。披露宴会場の席は、新郎新婦と媒酌人がすわるメインテーブルに向かって左側が新郎側となり、右側が新婦側となります。洋風でクシ形にセッティングされた席は、左右がはっきりしていますが、円卓を散らした席は、メインテーブルに近い、中央の席が上席となります。和室で行う場合は、床の間の前が上座で新郎新婦と媒酌人がすわり、床の間に向かって左側に新郎側、右側に新婦側がすわります。また、挙式当日の媒酌人は、結婚式の立会人として誓約の証人をつとめ、披露宴では挙式のようすを報告する役目も果たします。見合いの紹介者にそのまま婚約の立会人、結婚式での媒酌人を引き受けてもらう場合は、婚約の段階でその旨をお願いしますが、挙式・披露宴の当日だけに限って媒酌人を立てるときは、早めに承諾を得ておきます。その時期は、婚約が整い、結婚式場が決まる前です。結婚の時期をいつにするかを両家が相談して決めるときに、当日の媒酌人の候補者を決め、ふたりでお願いのあいさつにうかがいます。一応の内諾を得てから挙式の時期を伝え、相手の予定を聞いておきます。正式にお願いするのは、挙式の2か月前にして、細かい打ち合わせをします。そのときには、ふたりの略歴や身上書などの資料も届けます。